へそまがり

へそまがりって素直なんじゃないかなぁと思っています。
僕はシンプルで王道ってものすごく好きなんだけど、なんかそれだけだとどこかつまらないから、ちょっとだけずれているくらいがよくて、それが全てのことにおいてそうであって欲しい。
王道ってみんなが好きなものの平均とったようなものだから、全て王道が好きってことはあるのかなぁと思います。
好き嫌いがあるからみんな違うわけで、好き嫌いが人によって違うわけで、ちょっとだけずれてるって実は当たり前のことで、全く特別でもなんでもないことなんじゃないかなぁと思います。
そのちょっとのずれにこだわっちゃうのが「へそが曲がってる」ってやつで、でも、こだわっちゃうのって単に「素直」なだけなんじゃないかなぁって。
自分の好きなものにこだわるのって子供だったら当たり前だよなぁ、自分に素直だからできるんじゃないかなぁと。


「へそまがり」ってハコを作ろうと思ったのは、とにかくやりたいことをできるようにするためなんです。
ただ、その「やりたいこと」ってのも、日々刻々と変わっていくので困ったものなんです。
だからなるべく「素直なハコ」にして、何やったってなんとなくしっくりくるような場所になればいいなぁと思っています。



という物語を、菊池亜希子さんの「へそまがり」という本から名前をいただいて、思いついた次第です。